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なだぎ武出演の注目作「Mr.マックスマン」を封切りに先駆けて上映。舞台挨拶には主演の2人も登場!

2015年10月15日(木) レポート

10/15(木)、いよいよ幕を開けた京都国際映画祭。二回目を迎える今年は、昨年以上にパワーアップ。バラエティに富んだ映画やアートなどが次々と登場することになっています。イオンシネマ京都桂川も、様々な作品が上映され、多くのキャストによる舞台挨拶が行われるなど、注目の会場のひとつ。期間中は大勢の観客で賑わうことになります。

オープニングデイの20時から、スクリーン9に登場したのが「Mr.マックスマン」。10/17(土)公開スタートのこの作品、上映に先立って行われた舞台挨拶の様子をレポートします。

「Mr.マックスマン」は、ドジばかりでクビ寸前に追い込まれた新人アナウンサーが、巨大隕石落下という臨時ニュースの取材中にアクシデントに遭遇。なぜかヒーローに変身し、様々な出来事に巻き込まれていく…というストーリー。ヒーローのカッコよさはもちろん、笑い、ドキドキハラハラや胸がキュンとするシーンもたっぷりで、一瞬足りとも目が離せません。

会場では映画の主役・ミスターマックスマン、主演・谷口正義役の千葉雄大さん。きらびやかな青のミニスカートがまぶしいヒロイン・辻村祐子役の山本美月さん、そしてなだぎ武、最後に増田哲英監督がスクリーン前に並びました。客席からは盛大な拍手が起こります。

まず京都国際映画祭に参加した感想から。千葉さんは「レッドカーペットがすごく日本ぽくて、不思議な雰囲気でした」。「沖縄にも出させてもらったんですが、またぜんぜん違う空気感でした」とは山本さんのコメント。おごそかで背筋が伸びましたと話し、「(千葉さんが)エスコートしてくれて助かりました」と、千葉さんに感謝を伝えます。続いてなだぎは「楽屋で京都の景色を楽しんでいたら、横に内田裕也さんがいてビックリしました」と裏話を披露。さらに、マックスマンのコメントも通訳し、会場を沸かせます。

今作の役柄を演じてみた感想として「ものすごいダメっぷりでした」と千葉さん。山本さんは「報道の役だったんですが、やり方がわからなくて難しかったです」とのこと。増田監督は、まず千葉さんについて「役的にはドジなんですが、撮影中は緊張感をしっかり持っていた」と評します。山本さんは「強めの女性というイメージだったが、実際はすごく気さくで、一番話しやすかった」と、主役二人の印象を語りました。

なだぎは、撮影前日の夜中に電話あり、出演が決定したというエピソードを披露。しかし増田監督は「長台詞も現場で真剣に覚えてくれましたし、アドリブを入れてくれたり、感心しました」とべたぼめ。なだぎは「感心しました」をもう一回ください、とアンコールを要求。客席は笑いに包まれます。

見どころを聞かれた千葉さんは、「主人公はダメなのにヒーロー。こいつダメだな、って愛を持って見てくれたらうれしいですね。気を抜いてるとグッとくるところもありますよ」とアピールしました。最後に監督からひと言と言われ、増田監督がコメントしますが、あまりに真面目だったため、思わず千葉さんが「めっちゃ真面目でしたね!」とツッコミ。なだぎも「まさかこんな真面目に終わるとは!」と驚いた様子。そこからさらに千葉さんとなだぎがボケて、ツッコミを入れて、と会場は最後まで盛り上がったまま、舞台挨拶は終了しました。