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「内田裕也ロックンロールムービー2DAYS Vol.2」第二夜、「魚からダイオキシン」について自らが語る!

2015年10月17日(土) レポート

「内田裕也ロックンロールムービー2DAYS Vol.2」が、10月17日にイオンシネマ京都桂川で行われました。
前日の「エロティックな関係」に続き、今回上映されたのが「魚からダイオキシン」。
内田さんが主演、企画、脚本の三役をこなしたほか、メガホンを取ったのがミュージシャンの宇崎竜童さん。キャストには本木雅弘さん、ビートたけしさんらという豪華な顔ぶれ。
都知事選に立候補するロックンローラーを内田さんが演じますが、実際に出馬したときの映像が使われるなど、当時から話題を呼んだ意欲作です。

女性MCの紹介でスクリーン前に登場した内田さん。
昨日とは打って変わって、真っ白なロングコートに身を包んでの登場です。
まずは「遠いところ、よくいらっしゃいました」と客席に挨拶。そして「いずれ新作を作ったらオールスターで来て、客が入らないくらいのことをやってやろうかなと思ってます」と話します。

この作品については「軍艦島オールロケという大胆な発想で、ロックンロールムービーとして成立している」とコメント。見どころについても「特に注目して欲しいのは軍艦島」と答えます。
撮影当時のエピソードとして「毎朝5時起きで、長崎から船を乗り継いで軍艦島に向かっていた」「電気がないため、太陽がなくなると撮影が中止になった」など、大変な撮影だったことを告白。スタッフにも感謝していると当時を振り返りました。
そして「今、いい歳になったけど、行動力などこの時と全然変わっていないことをご覧になっていただきたい」と観客にアピール。MCからの「ロックンロールとは?」の質問には「俺にもわかりません」と即答。客席からは笑いが起きていました。
さらに京都国際映画祭についての注文や、本木さんの新作を入場料を払って見に行ったという裏話など、貴重なエピソードを聞くことができました。

フォトセッションのあと、最後にもう一度観客に向けてメッセージを伝えた内田さん。
「一体どんな映画を作ったのか、反省をしないで楽しんで見たいと思います」と締めくくりました。