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『わたしの名前は』舞台挨拶にファッションモンスター渡辺直美が登場!

2015年10月18日(日) お知らせ

10月18日、TOHOシネマズ二条にて『京都国際映画祭2015』特別上映作品『わたしの名前は』が上映されました。
ファッション・デザイナーとして知られるアニエスベーがアニエス・トゥルブレという本名で初監督した本作は、脚本、撮影、美術も担当した注目作。数々の映画で衣装をデザインするなど、映画に情熱を注ぎ続けてきたアニエスさん。本作では、いくつもの素材で洋服を仕立てるように、様々なカメラで撮影された異なる映像のテクスチャーによりスケッチを重ねていきます。

上映前の舞台挨拶では渡辺直美が登場。MCの武内由紀子とガールズトークを繰り広げました。シックなブラックの衣裳でゆっくりとセンターへと歩く渡辺、貫禄たっぷりです。朝10時からの舞台挨拶でしたが、会場にはたくさんのお客様が。渡辺も嬉しそうです。
『京都国際映画祭2015』では、初日の朝から京都入りした渡辺。「いろんな映画を観させてもらって、夜の自由時間ではちょっとご飯を食べてバーに行ったりしました」と多忙な合間を縫って京都を楽しんだようです。
また、渡辺出演の映画『五つ星ツーリストTHE MOVIE~究極の京都旅、ご案内します!!』も『京都国際映画祭2015』で上映、11月には公開されます。



アニエスベーが監督した本作について、「びっくりですよね。デザイナーさんが監督することもあるんですね」と渡辺。「ファッション関係の人が作る映画って、映像とかきれいなんだろうなという期待はあります。実際きれいでしたし、観終わって不思議な感情になりました」と感想を。思春期の少女の不安定な心情を描いている本作、自身の過去とリンクしたのか「すっごくしみました」。



子供の頃はどんな少女だったの?と武内に聞かれた渡辺。「今と変わらず、小学生の頃はずっとしゃべっている、お楽しみ会ではクラスの前で出し物をするような女の子でした」。ですが、中学生になってからは恥ずかしがり屋の一面が顔をのぞかせ、モノマネなどもクラスの仲良しを集めて披露するようになったそうです。「だからこそ、今、明るくしている」と恥ずかしがり屋だった思春期の裏返しもあるようです。



劇中には、親子の確執も。親御さんに厳しくしつけられた渡辺は、この作品の少女と同じように家出をしたこともあると告白。NSC東京への入学も大反対される中、家出同然でゴミ袋2つに必要なものを入れて上京。「そのままずっと、東京に住んでます」と、今現在も“家出の延長”だとか。
ただ、テレビ番組などたくさん出るようになり、親御さんも元気でやっていることに安心され、許してもらったそうです。そんな過去を持つ渡辺は、「思春期でどうすることもできないって行き詰まっても、一歩踏み出したら何かしら道が開けると思います」と自分の経験も踏まえたメッセージを残しました。



また現実逃避についても話題に。「仕事に追われたりとか、休む時間がないとか、そうなってくると2日間休みが合ったらすぐ海外に行きます」と渡辺。フットワークの軽さに「え~!どこに!?」と武内。渡辺のお母さんが台湾のご出身で、台湾の親戚に会いに行くのだそう。そうするとリフレッシュできるのだとか。

舞台挨拶の最後には「作品には結構な問題が出てきますが、楽しんでいただければ。観終わると、すごく考えちゃうと思います。素敵な映画なので、最後まで楽しんでみていただけたら」とPR。フォトセッションでは、ワイルドなセクシーポーズをいくつも繰り出し、お客様を楽しませてくれました。