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『よしもと新喜劇 映画「西遊喜」』出演者による新喜劇ばりのスペシャルトーク

2015年10月18日(日) レポート

10月18日(日)、イオンシネマ京都桂川にて、『よしもと新喜劇 映画「西遊喜」』が上映されました。
こちらは、言わずと知れた「西遊記」をよしもと新喜劇のメンバーが本気で演じたパロディ作品。
今回は上映前にメンバーたちが集合。スペシャルトークを披露してくれました。

と、その前にMCのヤナギブソンから「(京都国際映画祭で)MCを何度もしていますが、今回が一番お客さん入ってます!」と大入りに感謝。会場はほぼ満席の状態でした。

「西遊喜の人たちでーす」とザックリしすぎる紹介で登場したのは、映画の衣装に身を包んだすっちー、吉田裕、酒井藍、そしてヤナギブソンに「あなた一体誰ですか?」と早々にイジられた松浦真也の4名。

まずはメンバーを代表し、すっちーが「台湾のいろんな名所を回ってロケをしてきました。この格好なので、台湾の人も西遊記やとすぐわかってくれた」とコメント。
酒井藍が現地の人から「オウ!ピッグ!」と言われた話も飛び出しました。
ここで、ヤナギブソンの「猪八戒は今別府という話はなかったのか?」という問には、「もう今別府の時代は終わりました」とすっちー。
続いて「沙悟浄は最初は内場(勝則)さんの予定だったんですが、スケジュールが合わず、松浦を大抜擢した」という裏話も披露されました。

また、ロケ自体が「2泊3日」で行われた話で大盛り上がり。これにはヤナギブソンも「2泊3日で撮れんの!?スゴいな!」と大爆笑。
吉田が「さらに巻きました。最終日は時間余りました(笑)」とかぶせます。メンバーは最終日にナイキの靴を買いに行ったり、クレープを食べたりと観光も楽しんだそう。そのほか、すっちーと、松浦が行ったマッサージでは、爪で引っかきむしるようなシャンプーに悶絶したのもロケの思い出だったとか。

メンバーの印象に残ったエピソードでは、2泊3日をほぼ4人で行動し、仲良くなった話にふれつつも、すっちーから「バスの中で吉田くんが窓の外ばっかり見てあまり喋らないから、日本に帰ってきてからまぁまぁ怒る」事件を披露。改めてその場でプチ公開説教が始まりました。
また酒井は遊園地のシーンに触れ、メインキャラクターが猿だから、メンバーが歩くとただのパレードにしか見えないことや、フリーフォールのようなライドでベルトが締まらず、3人がかりでベルトをしめてもらった話をチョイス。
吉田は台湾で乳首ドリルをしたことを明かし、「周りで乳首ドリルを見ている、台湾人の表情やリアクションが見所です」と語りました。

ここで、ヤナギブソンの「あれ?その如意棒で(乳首ドリルを)できたりは?」の急なフリ。お約束とも言うべき、「西遊喜」版の乳首ドリルをその場で披露。「やるんじゃなかった」とすっちーは後悔するも、会場のお客さんは大喜びでした。
最後の締めの挨拶では、「私たちが座長クラスやベテランさんをしばき倒すところを見て欲しい」と酒井。「台湾のいい場所を紹介していたり、いろんな人が変装も楽しんで見て下さい」と吉田。最後にすっちーが「果たして天竺に行けるのか!?」とキレイに締めてくれました。

挨拶トップの松浦は「映画の中でもギターをバリバリ弾いてます」と順調でしたが「あの~なんすか、それぞれに私やったらこういう感じで(ギターを)弾くという感想を胸に抱いて…」としどろもどろ。「こいつは酷い」「頭空っぽやろ」とすっちーやヤナギブソンらに普通に説教を受けていました。その後のフォトセッションでは(舞台挨拶の)初めから立ち位置を間違えていたことも告白。最後まで松浦だけドタバタな舞台挨拶でした。