京都国際映画祭2015 開催の結果報告
2015年10月18日(日) お知らせ
京都国際映画祭2015は、10月18日(日)に全ての日程を終了しました。
今回の開催について、主な結果を報告させていただきます。
【日程】
本開催:2015年10月15日(木)~18日(日) 4日間
【開催会場】 14会場
ホテル アンテルーム 京都 - 9月26日(土)~10月18日(日)
京都水族館 - 10月1日(木)~10月18日(日)
藤井大丸 - 10月1日(木)~10月18日(日)
総本山 誓願寺 - 10月13日(火)~10月18日(日)
祇園甲部歌舞練場 - 10月15日(木)
よしもと祇園花月 - 10月15日(木)~10月18日(日)
元・立誠小学校 - 10月15日(木)~10月18日(日)
京都市役所前広場 - 10月15日(木)~10月18日(日)
京都文化博物館 - 10月15日(木)~10月18日(日)
イオンモール京都桂川 - 10月15日(木)~10月18日(日)
大江能楽堂 - 10月16日(金)~10月18日(日)
立誠シネマプロジェクト - 10月16日(金)~10月18日(日)
TOHOシネマズ二条 - 10月16日(金)~10月18日(日)
京都駅ビル - 10月18日(日)
【主催】
京都国際映画祭実行委員会
【運営】
株式会社きょうのよしもと
※京都国際映画祭実行委員会より運営を委託された会社です。
開催期間来場者数
約27万人
来場者数は、15日(木)から18日(日)までの映画祭各開催会場で、約27万人(18日17:00現在)を記録しました。
大きく動員を伸ばした理由として会場数が14会場と増えたこと、【京都水族館】の『空想すいぞくかんグランプリ』、淀川テクニック 『ゴミの生き物たち』、海洋堂 『KAIYODO水族館』、高木正勝 『girls』『light pool』『Ymene』の作品と【藤井大丸】のBAKIBAKI『WINDOW WRAPPING』、串野真也『Stairway to Heaven』、野性爆弾『くっきーの藤井大丸狩り』、安斎レオ『鉄人28号』、乙女脳内絵図×おもちゃ映画ミュージアム『乙女戯画』のそれぞれの作品に連日多数のお客様がお越しになったことが挙げられます。
映画上映本数65作品、アート作品総展示数約140展
参加アーティスト:66名 実施アート企画:28企画
映画祭期間中の映画の上映作品本数は65作品となりました。
よしもと祇園花月・イオンシネマ京都桂川・TOHOシネマズ二条・立誠シネマプロジェクトにて上映され多くのお客様にご来場いただきました。
また、アート作品は、総展示数が約140展となり元・立誠小学校を始め8会場で展示がおこなわれ連日、多くのお客様にご来場頂きました。
映画発祥の地ならではの様々な趣向を凝らした京都の映画祭や映画イベントと連携させていただきました
京都には、「京都国際映画祭」だけでなく、映画発祥の地ならではの様々な趣向を凝らした映画祭や、映画イベントがたくさん開催されています。そんな京都で開催されている映画祭やイベントと連携させていただきました。
【連携映画祭】
祇園天幕映画祭、京都アマチュア映像祭、京都国際インディーズ映画祭、 京まちなか☆音楽映画祭、京都国際学生映画祭(招待上映企画)、おもちゃ映画ミュージアム 「尾上松之助生誕140年記念、日本映画最初の大スター目玉の松ちゃん展」
祇園甲部歌舞練場にてオープニングセレモニー開催
10月15日に祇園甲部歌舞練場でオープニングセレモニーが行われ、レッドカーペットでゲスト37組154人が歩行しました。また、セレモニーでは約800名の出席者が参列しました。
さまざまな会場でアート展示・イベントを実施
【プレイベント】
■9月26日(土)ホテル アンテルーム 京都
伊藤隆介『フロント・プロジェクション』 オープニングレセプション
■10月4日(日) 京都水族館
京都水族館×海洋堂×吉本新喜劇プレミアムトークショー
■10月4日(日) 藤井大丸
藤井大丸会場 ライブペイント
■10月6日(火)~12日(月・祝)よしもと衹園花月
よしもと衹園花月×京の職人さん
京うちわ・塩見団扇と衹園吉本新喜劇のコラボレーション公演『思い出の団扇!?』
■10月10日(土)京都水族館
爆笑!よしもとイルカパフォーマンス
■10月13日(火)総本山 誓願寺
村上ショージの『竹紙』墨絵展 初日イベント など
【ホテル アンテルーム 京都】
伊藤隆介 『フロント・プロジェクション』、京都国際映画祭特別ゼミ「ハマる!経済学」
特撮映画のセットをミニチュアにしたような造形部分をCCDカメラでライブ撮影し、その映像をプロジェクションで同時に見せる、伊藤隆介による映像インスタレーション作品を展示しました。
また、明和電機、土佐信道、海洋堂・宮脇修一が、経営戦略やこれまでの成功・失敗談などを語り尽くすトーク企画も開催しました。
【京都水族館】
『空想すいぞくかんグランプリ』、淀川テクニック 『ゴミの生き物たち』、海洋堂 『KAIYODO水族館』、高木正勝 『girls』『light pool』『Ymene』
空想するお魚や海の生き物のイラストを子どもたちから募集したコンテストや、淀川テクニックによるゴミで作った大きな魚の作品展示、海洋堂の巨大潜水艦模型やジオラマ展示、高木正勝による映像作品の上映など、様々なアート作品が普段とは違った水族館を演出しました。
【藤井大丸】
BAKIBAKI『WINDOW WRAPPING』、串野真也『Stairway to Heaven』、野性爆弾『くっきーの藤井大丸狩り』 安斎レオ『鉄人28号』、乙女脳内絵図×おもちゃ映画ミュージアム『乙女戯画』
京都でも随一のオシャレスポットである藤井大丸の館内に、エントランスウィンドーに施されたBAKIBAKIによるアート、レディ・ガガをも虜にした靴を制作したデザイナー串野真也、女性アーティスト集団・乙女脳内絵図とおもちゃ映画ミュージアムによる無声アニメ映画がコラボしたショーウィンドー展示、シュールな絵で知られる野性爆弾・くっきーの展示など盛りだくさんのアートで飾りました。
また、10月4日(日)には乙女脳内絵図と野性爆弾くっきーによるライブペイントも行い、多くの人で賑わいました。
【総本山 誓願寺】
村上ショージの「竹紙」墨絵展、又吉直樹 ×「文学」の世界
新京極商店街に位置する総本山 誓願寺では村上ショージが竹で作った和紙に描いた墨絵の展示と、芥川賞を受賞したピース・又吉直樹の小説『火花』の表紙を飾った装画『イマスカ』のインスタレーション展示、又吉考案の奇想天外な四字熟語を書作品に仕上げた田中象雨による展示が行われました。
また、又吉直樹と田中象雨によるトーク&書のライブパフォーマンスも実施されました。
【元・立誠小学校】
元・立誠小学校で様々なイベントを開催したり、文化的な取組みをされている、一般社団法人 文まち様のご協力のもと、校庭にやぐらを建てていただき、タレント出演のイベントステージを連日開催しました。また、地元の飲食店の方々にブース出店いただくなど、会場の盛り上げにもご尽力いただきました。
河地貢士 『Untitled(portrait of 1/25000)』、はまぐちさくらこ 『ここはだれ?わたしはどこ?』、 (株)学研教育出版 親子で遊べるアート&サイエンス、 海洋堂×明和電機×宇治茶 おもちゃキッズスペース、富田菜摘 展『ものものいきもの』、 澤田知子 『School Days』、ズガ・コーサクとクリ・エイト 『トンネル』鈴木隆志、 『JUNKLAND』、 かんだ♡みのり『みのプリ(shiawase ver…♡)』、よしもとアート館、京の職人さん ワークショップ、 立命館小学校10周年記念『この木なんの木 “リッツの木”』、大覚寺カフェ、きょうのひろば
島ぜんぶでおーきな祭 IN 京都
昨年に引き続き、元・立誠小学校では学校全体を使用して様々なアート企画が実施されました。教室ごとに全く異なるアーティストの展示やワークショップ、よしもと所属タレントによる作品展示、京の職人さんによるワークショップ企画も実施され、昨年を上回る多くの人出で小学校全体が賑わいました。
【京都文化博物館】
中島貞夫監督作品『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』展~あの名作時代劇の刀剣が今ここに~、 体験企画『武将になろう!新撰組になろう』
京都が誇る歴史的建造物(重要文化財)でもある京都文化博物館・別館ホールでは、中島監督のドキュメンタリー映画完成を記念し、作品中にも登場する刀剣や小道具の展示を、高津商会のご協力のもと展示いたしました。
また、中島監督と高津商会の高津社長、おかけんたによるトークイベント、東映剣会による殺陣パフォーマンスも開催されて、普段観る事の出来ない生の殺陣や映画制作の裏話に多くの人の興味を惹きました。
【大江能楽堂】
『Vine Award 2015 in 京都国際映画祭』
6秒動画アプリVineの日本で初のオフィシャルアワードイベントを大江能楽堂にて実施。
よしもと芸人だけでなく、広く一般から応募を募り、京都国際映画祭名誉顧問の中村伊知哉やTwitter Japanの笹本社長、木村祐一、といった各界の著名人に加え、海外人気VinerのLogey Dogeyも登場。ランパンプスや国内の有名Vinerといった若い世代も花を添え、ダンスやお笑いといった4部門で優秀作品を選出。Vineの認知拡大と今後の展開が期待できる、有意義なイベントとなりました。
【京都駅ビル 室町小路広場】
ユースシアタージャパン 京都国際映画祭 特別公演『ハロウィンスペシャルライブ』in 京都駅ビル
京都駅ビルの室町小路広場では、100名の子どもたちによる歌とダンスのステージイベントが3公演開催されました。
ステージには吉本新喜劇の森田まりこも参入して、集まった多くの人を楽しませました。
テオ・ヤンセン ストランドビースト「アニマリス・シアメシス」が京都市役所前広場に登場!
京都市役所前広場では、オランダ人アーティスト、テオ・ヤンセンの最大級の作品であるストランドビースト「アニマリス・シアメシス」が展示され、15日(木)夕刻には、レイザーラモン、すっちー、吉田裕出演によるお披露目式が行われました。
期間中には定期的に、風の力を受けて稼働する作品のデモンストレーションが実施され、ビーストの特異な動きは集まった多くの目をくぎ付けにしました。
また同会場にて、テオ・ヤンセン作品も登場するドキュメンタリー映画「おとなのかがく」も野外上映されました。
『夏の夜の夢』舞台挨拶で、吉本興業初の洋画配給作品『マクベス』日本公開決定を発表!
10月17日(土)TOHOシネマズ二条にて『京都国際映画祭2015』特別上映作品『夏の夜の夢』が上映され、上映後の舞台挨拶で、吉本興業が初めて海外の映画作品を配給というニュースを発表しました。
その第一弾は、『マクベス』。
今年5月に開催された「第68回カンヌ国際映画祭」では、コンベティション部門のクロージング作品として上映され、上映後約10分間はスタンディングオベーションが起こり、圧倒的な映像美とドラマ性の高さが絶賛された世界的な話題作です。公開は2016年の初夏の予定。