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京都国際映画祭2015 受賞者

2015年10月18日(日) お知らせ

京都国際映画祭2015の各受賞者は以下の通り決定いたしました。

 

牧野省三賞

受賞者 野上照代

<受賞コメント>

“日本映画の父”牧野省三の名言に「一スジ(=脚本)、二ヌケ(=撮影)、三ドウサ(=俳優)」とありますが、これは今の超電化された時代にも通用する映画の真理です。そのお名前の賞を戴き心から感謝しています。

 

三船敏郎賞

受賞者 仲代達矢

<受賞コメント>

俳優になる前、私は強烈な三船ファンでした。三船さんと共演させていただいたのは私の俳優としての勲章。私の演技の先生であり、特にそのチャンバラのすごさに太刀打ちしなければならないと、家の庭に小屋を建てて真剣を毎日振り回したこともありました。私は18歳で俳優になって、60年以上この世界にご厄介になっていますが、三船さんの名前のついた賞をいただいたのをきっかけに、また少しでもがんばりたいと思います。

 

クリエイターズ・ファクトリー

映像、音楽、絵画、写真、アニメ、CG、ファッション、工芸など様々なジャンルのクリエイターが表現できる場を作り、才能あるクリエイターの発掘、育成を目指し、世界に発信する公募型プロジェクト。 アート部門「一般の部」では、絵画、工芸、写真、立体造形などのアートジャンルが応募対象です。また、子どもの自由な発想から生まれるアートを対象とした「子どもの部」も設立。 「映像部門」「アート部門・一般の部/子どもの部」全応募者を対象に審査員による選考が行われ、それぞれ「大江能楽堂」「元・立誠小学校」での上映、展示を行いました

 

映像部門:応募総数65作品
アート部門: 応募総数:180作品(アート部門:41作品 子ども部門:139作品)

 

エンターテインメント映像部門

クリエイターズ・ファクトリー優秀賞

小川岳志『一匹の親分 マタタビ地獄篇』

<受賞者コメント>

この度は、優秀賞をいただきまして、誠にありがとうございます。いまだに自分のことじゃないような気がして、信じられずにいます。 ひとえに皆様のご支援とご協力のおかげだと思っています。この受賞を喜んでいただき、少しでも恩返しになればと思っています。今後、受賞の名に恥じぬよう、日々努力していかねばと思います。関係者の皆様、本当に本当にありがとうございます。

 

アート部門

クリエイターズ・ファクトリー優秀賞

崎濱 光「Vie」

<受賞者コメント>

このような素晴らしい賞を頂くことができホントに光栄に思っております。 応援、支えてくださった方々に心から感謝いたします。 今後も、初心を忘れず自分の表現に磨きをかけ探究していきたいと思います。 ありがとうございました。

 

子ども部門

クリエイターズ・ファクトリー優秀賞

木村舞樹 『彫刻刀をもつ友達』

<受賞者コメント>

京都国際映画祭で、たくさんの人に木版画を見てもらえて、とてもうれしかったです。しかも、優秀賞というてっぺんの賞をいただいて、宇宙までふっとびそうなくらいうれしいです。 顔のうぶ毛にそってほったことは、ぼくだけではできなかったので、担任の先生にもアドバイスをもらったので、感謝しています。 将来の夢は考古学者になることで、恐竜の絵をたくさん書いて、細かいところまでよくわかる模型を作って、考古学の世界の発展にたずさわりたいです。