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子供たちの笑い声に包まれた、絵本作りのワークショップ

2015年10月15日(木) レポート

今年で2年めを迎えた京都国際映画祭の初日、元・立誠小学校の講堂ではアーティスト2人によるワークショップ「はまぐちさくらこ&あんどさきこ 絵本と音のワークショップ「ここはだれ?私はとこ?」」が開かれました。

同イベントでは、絵本を中心に活躍しているアーティスト・はまぐちさくらこと音楽アーティスト・あんどさきこが、約20人の子供と一緒に巨大な絵本作りに挑戦しました。

はまぐちさくらこが予め用意していたのは、2メートル近くも横幅があろうかというほどの大きな描きかけの絵本が2冊。子供たちは絵を描くグループと、絵本からイメージをしながら楽器を鳴らすグループに分かれて絵本を完成させるために動きだしました。絵を描く子供たちは絵本の山や海を題材に、クレヨンやサインペンなどを使いながら、はまぐちさくらこのナビゲートのなか自由な発想でのびのびと描いていきます。

その隣では音楽担当の子供たちが、あんどさきこと一緒にトライアングルやシンバル、空き缶などを使いながら、絵本からイメージした音を賑やかに、時に穏やかに、音の鳴らし方を工夫しながら奏でました。

2冊の絵本を題材として交互に繰り広げられるストーリーに終始夢中だった子供たち。終盤ではあんどさきこの即興演奏のなか、はまぐちさくらこと子供たちが無事に2つの絵本を描きあげて完成。子供たちの笑い声があふれる楽しさいっぱいの時間となりました。