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レイザーラモン、すっちー、吉田裕が、巨大な人工生物「ストランドビースト」の稼働パフォーマンスに挑戦

2015年10月15日(木) レポート

10月15日(木)、京都市役所前にて、オランダ人アーティストのテオ・ヤンセンさんの作品「ストランドビースト『アニマリス・シアメシス』」の稼働デモンストレーションが行われ、レイザーラモン、すっちー、吉田裕が挑戦しました。

ストランドビーストとは、風の力を受けて自走する「人工生物」。プラスチックボトルが設置されており、起こった風をその中に溜め込んで、動力としています。今回展示されているアニマリス・シアメシスは、全長10メートル、横幅5.5メートル、高さ5メートル、重量240キロで、ストランドビーストの中でも最大級。
また、京都国際映画祭にて上映される忠地裕子監督のドキュメンタリー映画『おとなのかがく』にも、そんなテオ・ヤンセン作品が登場しています。

ラクビー日本代表の主将であるリーチ・マイケル選手に扮したレイザーラモンRGは、「(最大級と言っても)ラトゥ選手より大きくないでしょ」とラグビー選手のネタを交え、すっちーも「小さいんじゃないの」と半信半疑でしたが、実際にアニマリス・シアメシスを目の当たりにすると、思わず「おお〜」と驚きの声をあげました。

そして、動力となる風を発生させるために、その場にいた子どもたちと協力し、アニマリス・シアメシスに向けて大きな団扇をあおぐ4人。浴びた風を体内にしっかり溜め込んだアニマリス・シアメシスは、上部の羽がうねうねと動いた後、左方向へ約5メートル横移動。
さらに右方向へ移動して、定位置へと戻りました。迫力のある動きを見たレイザーラモンRGは「ラグビーのスクラムみたいだよ」、すっちーは「足の動きがすごい」と感想を語りました。

イベント後、ストランドビーストの稼働パフォーマンスを行ったばかりの4人にインタビューを行いました。
すっちーは「子どもたちが協力してくれたので、動かすことができた。動きも生き物のようでおもしろかった」、レイザーラモンRGも「風を送るときは、One For All,All For Oneの力が働いた。ラグビーの仕組みと同じ」と参加した子どもたちに感謝しました。一方、レイザーラモンHGは「今日は空き時間に(スポーツクラブの)ゴールドジムでトレーニングをして、追いこみ過ぎちゃったので、あおぐ力がちょっと足りなかった」とオーバーワークを反省。吉田も「あおいでいる時、子どもたちが僕の乳首をドリルしてきたので、団扇をしっかりあおげなかった。みんなの力になれなかったはず、すみません」と持ちネタに足を引っぱられた様子。

また、風を溜め込んで動くストランドビーストにちなんで、4人は何を溜め込んで活動の力にしているのか尋ねると、すっちーは「『なにクソ、あのボケ!』『これじゃダメだ、もっと変えていかなきゃ』という思いが新喜劇に生きています」、吉田は「「新喜劇に入って10年が経ったので、そこで溜めてきた経験を生かしたい。

すっちーさんとドリルネタをやるときは、自分が受け身側(乳首をいじられる側)なので、これからは自分からどんどん発信していきたい」、レイザーラモンHGは「一発屋の怨念です。一発屋のみんなと集まって、また頑張ろうと言ってやっています。今後の一発屋のメンバーにご期待ください」とそれぞれの動力を語ってくれました。

終始、ラグビートークで押すレイザーラモンRGは「これまであまり脚光を浴びてこなかった我が日本ラグビー界でしたが、(ラグビーワールドカップ・イングランド大会で)南アフリカを倒した日本代表には、『今に見ていろ!』という思いがありました。誰かを振り向かせるには、気持ちを溜め込むのが必要です」と語り、3人から「まずお前が今までラグビーを見てへんかったやろ!」とツッコミをいれられていました。