ニュース全ニュース

青春をスイング 舞台挨拶レポート!

2015年10月16日(金) レポート

10月16日(金)、イオンシネマ京都桂川にて、世界を駆け巡るスイスの子供ジャズバンド「スイングキッズ」の真の姿を映しだしたドキュメンタリー映画「青春をスイング!」で、監督のファビアン・キモトさん、ダイ・キモト&ヒズ・スウィングキッズのメンバーが舞台挨拶に立ちました。

司会を務める武内由紀子に呼び込まれると、観客の拍手に迎えられ監督ならびにメンバーが登場。

京都国際映画祭に参加の感想を、スイングキッズを作った音楽家ダイ・キモトさんは、「作品を取り上げられ、子供たちもこの参加に非常に喜んでいます。」と喜びを語り、監督のファビアン・キモトさんは、「ここに参加させてもらい、大変誇りに思います。皆さんに気に入ってもらえる映画になる事を願っています。」
と、こちらも喜びに溢れたコメントを語ってくれました。
監督は英語での感想なので、武内がダイ・キモトさんに通訳をお願いする場面も。

ダイ・キモトさんが子供たちのジャズバンド「スウィングキッズ」を作ったきっかけは、「子供たちに楽器を教える様になって、楽器を楽しく演奏する場所を作ってあげようとバンドを作りました。」と経緯を語ってくれました。
世界各国を回るこのバンドは、アメリカ、南米、ヨーロッパ、日本など多くの場所で演奏を行っていて、日本はこれで6回目の来日。
メンバーの中には何度も日本に来ている子供達もいて、ダイ・キモトさんの通訳でその1人に日本の好きな所を質問した所、「I like Japanese food」と答え、武内さんも「これはさすがに分かります!」と自信満々に答えると、会場は笑いに包まれていました。

この映画の撮影期間はおよそ7年間だそうで、「子供たちの成長の記録です。」とダイ・キモトさんは力強く語る。
スウィングキッズ15名のメンバーから代表でメリーナさんに「楽器の練習で厳しい事はありますか?」と質問した所「練習ではちょっと厳しいところもありますが、みんなと一緒に居て練習する事が楽しい事です。」とあどけない笑顔で答えてくれました。
さらに「ダイ・キモトさんは好きですか?」と質問しますが、その質問ももちろん本人が通訳をして聞いてもらいました。
メリーナさんは「優しいけど、厳しい」と他の子供達と顔を見合わせ、ハミカミながら答えていました。
最後にファビアン監督より
「子供たちが心で感じて成長していく過程をお見せしたい。」
と、この映画を通じて伝えたい想いを熱く語ってくれました。