開催概要京都国際映画祭に向けて

京都国際映画祭実行委員会 実行委員長 中島貞夫

平成9(1997)年より、京都市の支援の下で第八回まで開催されてきた「京都映画祭」は、昨年、その伝統と志を引き継ぎながら、「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに据えた「京都国際映画祭」として発展継承を図りました。京都国際映画祭実行委員会としましては、京都の皆様や京都を愛する皆様と一緒に、文化観光にもつながる映画文化を創り上げたいと強く願っております。牧野省三賞を「京都映画祭」から継承する他、幅広い特集映画の上映、多彩なアート展示、人材や才能の発掘・育成を目指す「クリエイターズ・ファクトリー」等を実施いたします。また新たに、京都の職人の方々や伝統的な工芸品が京都の映画を支えてきた歴史的背景や、アートの力と京都における映画文化の接点を多面的に描く事を目指します。
第二回目となる「京都国際映画祭2015」におきましては、昨年に引き続きまして、京都市様の厚い御支援を頂きますと共に、京都府、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都商工会議所、京都青年会議所等、また在京・在阪・全国媒体等にも多数ご後援を頂いております。
「京都の皆様とともに」歩むことを一番に掲げております京都国際映画祭でございます。実行委員会一同、志をもって奔走してまいりますので、なにとぞご理解、御協力を頂けますよう心より御願い申し上げます。
中島貞夫

京都市 市長 門川大作

京都は日本で初めて映画が上映された日本・映画発祥の地です。その京都のまちで、本年も「京都国際映画祭」が開催されますことを心からお慶び申し上げますとともに、中島貞夫実行委員長をはじめとする関係者の皆様の御熱意に深く敬意を表します。
「映画もアートもその他もぜんぶ」!そんな欲張りで贅沢なテーマの下、多彩な催しを展開した昨年初開催の「京都国際映画祭」は、大変多くの方々にお越しをいただき大成功を収めました。
本年はそこから更なる進化を遂げ、伝統と革新が共存する京都の強みを最大限に活かした数々の魅力的な企画で、幅広い方にお楽しみいただけるイベントへと成長することと期待しております。
本市としましても、映画をはじめ京都から新たな文化を意欲的に創造し、発信するこの映画祭を全力で支援いたします。ぜひ、多くの皆様のお力添えをお願い申し上げます。未来への大きな可能性に満ち溢れたお祭りを共々に盛り上げ、京都のまちに、日本全国に、ひいては世界中に元気を届けてまいりましょう!
門川大作